対象プラン
- スタンダード
- フードビジネス
レシートプリンター HIT PriFlex Giant−150Lをウェイターで使用するための設定方法をご案内します。
プリンターにIPアドレスを設定し、管理画面にプリンターの情報を登録する必要があります。
ケーブルの配線
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プリンター本体の裏側にケーブルを接続します
それぞれの差し込み口に、以下の通りケーブルを接続します。
電源ケーブルの差込口です。
モジュラーケーブル
LANケーブルの接続口です。
お店のWi-Fiルーターと接続します。※ ウェイターではモジュラーケーブルは使用しません
配線が完了した状態です。 -
プリンターからレシートが印刷される際の音を設定できます
機器底面にあるフタを開けると、詳細設定用のディップスイッチがあります。
プリンターからレシートが出力された際に音が鳴るか鳴らないかの設定ができます。
『2』をONにすると音が鳴り、OFFにすると音が鳴りません。
IPアドレスの設定
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事前にプリンターのIPアドレスを確認します
プリンターの新しいIPアドレスを設定する前に、現在設定されているIPアドレスを確認しておく必要があります。
以下の手順に従って、現在のIPアドレスが印字されたレシートを出力してください。プリンターの電源をOFFにします。
Feedボタンを押しながら電源をONにします。
(この際、レシートが印刷されるまでFeedボタンは押したままにしてください)長いレシートが印刷されたらFeedボタンを離し、最後にもう一度Feedボタンを押します。
短いレシートが印刷されたら完了です。
※ IPアドレスは長いレシートに印字されています※ 確認したIPアドレスは「IPアドレスの設定」の手順と手順で利用します -
ネットワークの設定を行ないます
『iOSホーム画面 設定アイコン > iOSの設定画面 > Wi-Fi』と選択します。
現在設定中のWi-Fi(【Wi-Fi】ボタンの直下に表示された、チェックのついたネットワーク名)欄の右端、青いアイコンをタップします。
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IPV4の詳細設定画面を開きます
『[IPv4アドレス] IPを構成』をタップします。
※ この画面で表示されているIPV4アドレスの情報が、店舗のネットワーク情報です。
プリンター設定時に必要になるのでメモや画像を残しておいてください -
IPV4の設定を変更します
【IPV4を構成】の設定ページが表示されるので、『手動』を選択します。
画面中頃の【手入力のIP】項目に必要な情報を入力します。
入力が完了したら『保存』をタップします。
項目 説明 IPアドレス 端末に割り当てるIPアドレスを入力します。
【例】
事前に確認したプリンターのIPアドレスと、一番右の数字だけが異なるように入力します。
また、他の端末でも作業する場合、同じ値には設定できません。
プリンターのIPアドレスが『192.168.1.247』だった場合、『192.168.1.200』を入力するサブネットマスク 『255.255.255.0』と入力します。 ルーター 『IPアドレス』に入力した内容の一番右の数字を『1』にした値を入力します。
【例】
192.168.1.1 -
プリンターの管理画面を開きます
『Safari』を開きます。
プリンターから印刷して確認したIPアドレスの数値を入力して検索をします。
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ログインの認証を行ないます
パスワードを入力する画面が表示されます。
パスワードは【 0821 】を入力しログインします。
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IPアドレスの設定画面を開きます
『TCP/IP Setting』をタップします。
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IPアドレスを設定します
『IP Address』『Subnet Mask』『Gateway』を入力します。
入力する値の詳細は以下の表を御覧ください。入力ができたら【SUBMIT】をタップします。
※ 『PORT』に入力されている数値は変更しません項目 説明 IP Address 手順で確認した端末のIPアドレスを参照して入力します。
【例】
セグメントが3つ目まで一致していて、4つ目のセグメントが異なっている必要があります。
事前に確認したIPアドレスが『192.168.1.247』だった場合『192.168.1.250』と入力する。
IPアドレスの重複を防ぐため、4つめのセグメントは200~250の値を推奨しています。Subnet Mask 『255.255.255.0』と入力します。 Gateway 『IP Address』に入力した値を、4つ目のセグメントを『1』にして入力します。
【例】
『192.168.1.250』に設定したので、『192.168.1.1』と入力する。
こちらの画面が表示されれば、IPアドレスの設定は完了です。
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端末のWi-Fiの設定をもとに戻します
レジ端末の『設定』を開き、『Wi-Fi』から現在接続されているWi-Fiの『i』のアイコンをタップします。
『[IPV4アドレス] IPを構成』をタップします。
設定を『自動』に戻します。
保存をタップします。
ウェイター管理画面の設定
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店舗一覧画面を開きます
管理画面にて、『店舗 > 店舗一覧』をクリックします。 -
店舗の設定画面を開きます
店舗の一覧から、設定を変更する店舗名をクリックします。 -
プリンターの登録画面を開きます
『印刷 > プリンター』をクリックします。
【+プリンターの新規登録】をクリックします。
プリンターの設定を編集する場合はプリンター名をクリックします。
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新規プリンターの登録を行ないます
基本情報を設定します。
詳しくは以下の表をご覧ください。【登録】をクリックします。
以上で管理画面でのプリンターの登録は完了です。
項目 説明 プリンター名 任意でプリンターの名称を入力します。
キッチンプリンターやドリンクプリンターなど、わかり易い名称を推奨します。プリンター型名 『ヒット株式会社 PriFlex Giant−150L』を選択します。 IPアドレス プリンターに設定したIPアドレスを入力します。 グローバルポート番号 ルーターのポートマッピング設定で指定したポート番号を入力します。
サーバー印刷を利用しない場合は未設定で問題ありません。自動迂回用プリンター 指定した出力先プリンターが使用できない状態になっていると、自動的に別のプリンターから出力するように設定できます。 ※ 迂回先プリンターには、同型の機種しか選択できません -
ウェイター・アプリで同期を行ないます
管理画面の設定は『同期』を行なうことで、ウェイター・アプリに反映します。
ウェイター・アプリでトップ画面右上の【アイコン】をタップします。
『[マスターデータ] 店舗』をタップします。
ブザー音の切替設定
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専用ドライバーをダウンロードします
こちらのHIT株式会社ホームページより、ドライバーをダウンロードします。
【PriFlex GIANT シリーズ Windows Printer Driver Installerv1.02】と【GIANT TOOL】をダウンロードします。
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インストールしたPrinter Driver Installerを開きます
Printer Driver InstallerをPCにインストール後、ダウンロードしたGIANT TOOLを開き、『Port Setup』を開きます。
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設定を入力します
プリンター情報を各項目に入力し、『OK』をクリックします。
設定内容について詳しくは、以下の表をご覧ください。
項目 説明 Device ご利用中のプリンター『GIANT-150』を選択します。 I/F 『ETHERNET』を選択します。 IP Address プリンターに設定したIPアドレスを入力します。 Port こちらの手順で印刷したレシートに記載されている値を入力します。 -
『User Setup』を開きます
『User Setup』をクリックします。 -
『Get Value』を開きます
画面上部のタブ『Peripheral』を選択し、『Get Value』をクリックします。 -
ブザーを設定します
『Kitchen bell』の項目を『Board Buzzer』に変更し、『Type & Times』からブザー音とブザーが鳴る回数を変更できます。
ブザー音のタイプは全部で6種類あり、ブザー音が鳴る回数は最大5回まで選択可能です。
注意事項をご確認の上、【申請】をクリックします。 -
登録を完了します
設定が完了後、『Set Value』をクリックします。
以上で、ブザー音の設定は完了です。